『それが僕には楽しかったから』

それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (小プロ・ブックス)』を読み終えた。読みものというより真の啓発本という感じがした。世に溢れている啓発本とはまた違う方向性というか、人間性の本質を突いた啓発本という感じ。心理学的な人の動機付けというは色々なところで語られているが、リーナス(Linux開発者)が経験則的に考えた「リーナスの法則」は人間味に溢れた考え方だと思う。マズローの階層欲求説に近い感じもあるが、訴えかけという点では「リーナスの法則」の方が訴えかけられた。

次は『伽藍とバザール―オープンソース・ソフトLinuxマニフェスト』を読みたいと思っている。